平成28年1月号 of NPO法人旭川ひだまりの会

新年を迎えて

理事長　惣伊田 敏行

　旭川ひだまりの会が、NPO法人になってから、今年の2月で10年になります。NPO法人の前は、中原ビル3階の小さな喫茶店から始めて、現在は、喫茶ひだまりを中心として、中央警察食堂、フードテラス内レストラン、市役所食堂、弁当の配達と活動が大きく広がりました。
　もちろん、これらの活動は、利用者の就労等の支援をするための手段ではありますが、一方では、お弁当やランチもお客様に大変好評です。
　ひだまりの会は、A型、B型そして就労移行支援の3事業所に分かれていますが、メンバーもそれぞれの事業所で活動を続けながら就職活動を行っています。就職情報誌、ハローワーク、企業説明会等を積極的に利用し、職員もメンバーの就職に結びつくよう、そしてその就職が定着するよう支援に力をいれています。
　今年もさらに多くのメンバーが就職を通じて社会に巣立っていくために、メンバー、職員が一体となり、頑張っていきたいと思います。

　12月26日にイオンの方と一緒にちょっと遅めのクリスマス会をしました。思ったより参加人数が少なかったことに驚きましたが、厨房の方とホールの二手に分かれて活動しました。
　厨房の方はカレー作りとサラダ作りをしました。ホールの方はクリスマスの飾りつけをしました。人数は少なめでしたが、みなさんのテキパキしたお仕事のおかげで、すぐに出来上がりました。その後、みんなとワイワイしながらとてもおいしいカレーとロールケーキを食べて、いよいよくじ引きが始まりました。くじ引きで、しかも人数が少なかったので、あっという間に終わってしまいました。
　嬉しい賞品とカレー作りをしてくださったイオンの皆さんありがとうございました。とても楽しかったです。(S.N)

　一年間の締めくくりとして、メンバーとスタッフが協力して事業所の大掃除を行いました。綺麗になった広報部の活動スペースはとてもすっきりスタイリッシュになりました。大掃除後にはメンバー、スタッフのみんなでみかんを食べながらしばし談笑し、楽しい時間を過ごしました。(Y.Y)

　待ちに待った、「富良野ジャム園」、「アンパンマンショップ」の見学でした。富良野方面には夏にはよく行くのですが、冬の富良野に行くのは久しぶりで、夏の風景とは又違う風情さがありました。出発前、喫茶ひだまりで、昼に食べる自分のおにぎり作りから始まりました。行く前から皆さんと和気あいあいの中おにぎり作りです。スタッフの方が、朝早くから準備をしていてくれましたので、「アッ」と言う間に自分おにぎりが出来ました。感謝(^O^)・・・食べるのが楽しみでした。移動のバスの中では、皆さん会話が弾み楽しい時間の中、現地到着です。アンパンマンショップでは、見るだけでも楽しく「あれもこれも」買いたい感じでした。私は、ポストカード、キーホルダー、富良野産ドレッシングを購入。帰りの車中は楽しかった余韻を残し旭川到着。今回の研修を企画して頂いたスタッフの方、バスを運転して頂いた方々に深く感謝いたします。ありがとうございました。(A.K)

「ホッとコーナー」の名称の由来

あたたかい、そして安心できる場所
障がいがある方に、あたたかく、安心できる場所
旭川ひだまりの会は、色々な活動を通して
障がいのある方の、社会復帰をお手伝いします