平成30年4月号 of NPO法人旭川ひだまりの会

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月刊ひだまり通信
ホッとコーナー
平成30年4月号

 みなさん、こんにちは。本格的に春めいてきた今日この頃です。今日(4月23日)は、昨日よりも10℃以上、気温が高くなるということで、体が気温についていけないような気がしています…。皆さんいかがお過ごしのことでしょうか?水分補給はこまめに行いたいところです。

平成30年3月19日(月)
山梨県立大学の学生さんに旭川ひだまりの会の案内

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 3月19日(月)に山梨県立大学5名の学生さんがひだまりに見学に来ました。まず、学生さんが旭川に到着後、スタッフの古関と中村、そして広報部のメンバーとともに、ワンディシェフの店サニーでランチを食べ、ひだまり側と学生さん側の緊張を少しほぐすといったかたちになりました。みんなでその日のサニーの日替ランチである豚丼をいただきました。良い感じでタレが豚肉に絡んでいて、とても美味しくいただきました。その間にわーく・エリアのメンバーによるサニーのお店について説明を行いました。学生との会話で、山梨はどのような所かや、北海道に来てどのような所に行ったか等、楽しいお話しをしました。名刺交換をしてお互いの顔と名前を一致させていました。
 食事の後は、買物公園通りを歩き、市役所本庁舎地下食堂に提供している弁当を作っている「うらら」に立ち寄りメンバーから学生へ、「うらら」とはどのようなところかを説明しました。案内はわーく・エリアのメンバーが行いました。その後、旭川市役所本庁舎地下食堂に立ち寄り、実際に営業している様子を垣間見てもらいました。説明は喫茶ひだまりのメンバーが行いました。寒風吹き荒れるなか、次に、ひだまりビルにみんなで移動し、わーく・エリアのメンバーの説明のもと、軽作業とはどういったものとかや、わーく・エリアが担当する広報部とはどのようなものなのかを学生に見学していただきました。パソコン訓練教室も見学して頂き、次の日、検定なのですよと伝えると「応援しています!!」といったうれしい一言を頂きました。最後に、喫茶ひだまりにて2Fのパソコン作業場、軽作業場、1Fの厨房、喫茶店内といった順番に喫茶ひだまりのメンバーによる説明を行いました。ラストは喫茶店内でみなさん、それぞれ、飲みたい飲み物を注文し、ブレイクタイムの様に会話ゲームを交えたり、他のお客さんが参加してきたりといった具合に楽しく時間を共有できたと思っています。11時から14時という短時間でした。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもので、まだまだ、話足りない気持ちでいっぱいになりました。非常にエネルギッシュな学生達で、かなり元気を分けていただいた一日でした。この日は、一生の宝物として輝き続けることでしょう。山梨県立大学の学生の皆様、来て頂き本当にありがとうございました。またひだまりに遊びに来て下さい。そして、山梨に遊びに行く機会が出来たときは、どうか案内役をしてください!!

山梨県立大学学生の感想

 障がい者施設という感じがなくて、地域住民として過ごしていることが伝わってきました。説明などを聞いていても、メンバーさん達がどうしたいか?を大切にしているのだと感じました。勉強頑張るので皆さん切磋琢磨して(笑)頑張ってください。ありがとうございました!

 寒い中、丁寧な説明をしていただき、ありがとうございました。就労系の事業所の内容を知ることができ、またメンバーさんやスタッフの皆さんが何を大切にしているのかも伝わったように思います。福祉分野での就職を目指している学生として、とても勉強になりました。ありがとうございました。

 とても素敵な時間を過ごさせていただきました。皆さまが共にひだまりをつくり上げている印象が強く、説明もとても分かりやすかったです。私が今まで見た就労施設にはない雰囲気がありました。地域住民の一員として働いているという印象を受けたからかもしれません。笑顔や商売をする、というプロ意識があって刺激を受けました。ありがとうございました。

 丁寧に教えていただきありがとうございました。食事もとてもおいしかったです。地域の方の理解と信頼を得るには、地域の方に言葉で「説明する」のではなく、自分達から地域の方と接していき、交流を図ることが大事だということを学びました。利用者さんとも色々な話ができ、コミュニケーションの学びも深めることができました。

 みなさん、あたたかくて、話をしていてとても楽しかったです。カフェだけ、作業だけ、とかではなく、パソコンやお弁当など様々なことをやっていて、それぞれメンバーさんが得意なことをいかせることができる場所なんだと思いました。とても素敵な時間でした。ありがとうございました。

山梨県立大学の案内の感想
Sさん
 私は2回目の案内だったので、1回目よりは楽な気持ちでできました。メンバーのみなさんは初めての方が多かったのに、とても上手に案内ができていたので良かったと思います。大学生の方にも喜んでもらえたので良かったです。みなさん、お疲れ様でした。

高邑さん
 今回は2度目の施設見学案内だったので、あまり緊張せず、ひだまりについて紹介できました。紹介する内容を考えることで、改めてひだまりについて少し知った気がします。次回の施設見学があるとしたら、もっと分かりやすく説明できるように考えたいです。

北川さん
 初めて案内でとても緊張したのですが、スタッフや2回目の案内で慣れているメンバーさんのおかげで、普段と変わらない対応ができたと思います、資料作りが前日だったので次回は余裕をもって作れたらと思いました。

平成30年3月20(火)
ワープロ部門3級合格

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 春分の日を次の日に控えた3月20日に、パソコン検定ワープロ部門3級の実技試験をひだまりビル3Fのパソコン教室の一室を、パソコン検定会場とすることができ、試験官3名が見守るなかメンバー2名が検定に挑みました。簡単に説明すると、ワープロ部門3級とは、パソコンの文章入力ソフトである「ワード」と呼ばれるパソコンの機能をどれくらい使いこなせられるかというものです。3級、2級、1級とあり、第一関門である3級の実技試験を行ないました。無事、2名とも合格証書を手中に収めることができ、喜んでいました。それぞれ、感慨深いものがあったのではないでしょうか。2名とも、以後はパソコンのさらなるスキルアップのために、「エクセル」と呼ばれる、今度は表計算に関する検定に向け頑張っていこうとしています。表計算とは、決まった型式の箇所に数値を入力して図やグラフを作成する機能のことです。パソコン訓練生は、その他にも現時点で3名、在籍しており、スキルアップを図っています。新しい訓練生も加わる予定です。訓練生同志、切磋琢磨してスキルアップできたらいいのではと思います。以下、合格証書を手中に収めた2名のアンケートを掲載します。

パソコン検定ワープロ部門3級合格者の声

高橋
 最初はパソコンをほとんど触ったことも無い知識もほとんどなかった。パソコン訓練が始まった頃の初期のメンバーの中でパソコン経験が無いのは私一人だけだった。みんな文章入力をスラスラとブラインドタッチしているのに、ただ一人、指2本でポチポチゆっくりキーボードを押していた。パソコン訓練を始めて2ヶ月はタイピング練習しかやらせてもらえなかったが徐々に文書入力、表作りを覚えていった。専門用語とか知識が無い分、苦労し何を聞いていいのかも、わからない時もあった。でも、親切に教えてくれて、わかりやすく少しずつ上達していった。1年ぐらいやって3級の知識は大体、身についたがスピードが自信無く50分以内で終わらせる自信が無かった。とにかく打ちこみスピードを上げる練習をし90点以上取れるようになって自信がつき本番に挑み合格した。うれしかった。

K.O.
 皆さんの応援と訓練の積み重ねの甲斐があり、無事、パソコン検定ワープロ部門3級に合格することが出来ました。素直に嬉しいです。もとから、ブラインドタッチができたのでタイピングには不安要素がなかったのですが、試験当日は意外と打ち間違いが多く、若干、焦りました…。ワード自体は、ブラインドタッチが出来るのに無知という状態から始めました。フォントの設定や表の挿入を先生に教えて頂きながら徐々に上達しました。模擬試験で受験番号の入力漏れをしたり、紆余曲折がありました。このスキルを活かして活動していければと思っています。

「ホッとコーナー」の名称の由来


あたたかい、そして安心できる場所
障がいがある方に、あたたかく、安心できる場所
旭川ひだまりの会は、色々な活動を通して
障がいのある方の、社会復帰をお手伝いします

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